MRの仕事(基礎・学生向け)

【学生向け】MRの不満や悩み!将来は?

こんにちは!ゆうです!
今日はタイトルのとおり現役MRの立場から、「MRの不満」について書いていこうと思います。
いつものとおり、ざっくりとした感じで書いていきます。
個人的な意見なので、殆ど愚痴ですが・・・笑

まぁリアルな現場の声ということで、これからMRを目指す学生さんの参考になれば嬉しいです。

MRの職業の説明は過去の記事を参考にしてください!

MRは簡単に言うと、「製薬会社の営業」です。
私は新卒から現在まで内資系のMRとして勤務しています。

MRの良いところも過去に記事にしているので、そちらも参考にしてみてください。
MRは比較的給料も良いですし、休みも多く、福利厚生がしっかりしている会社が多いことがメリットと感じます。
一方でMRが天国のような職業かと言われると、全くそうとは思いません。
当然デメリットというか、良くないなーと思うことも多くあります。

それでは解説していきましょう!

年功序列が根強い(内資系だけ?)

私は内資系のMRをしていて、記事を書いている時点でMR歴7年目になりました。
入社して数年の間はそこまで違和感が無かったのですが、最近とてもすごく不満に感じているのが
「年功序列」です。

もしかしたら外資系はそこまで無いかもしれませんが、内資系の会社はまだまだ「年功序列」が強い印象があります。

優秀な50代社員も多くいますが、残念ですがそれ以上に能力が足りていない50代以上の社員も多く存在しています。
簡単に言えば、「成果も出せない、やる気の無い、おっさん」が多くの給料をもらっている現実があります。
そこに私は大きく不満を感じています。

最近は大手内資メーカーでも45歳以上を対象に早期退職を募っている会社も珍しくなくないです。
実質的なリストラですね。
ある意味厳しい現実でしょうが、私は仕方ないかな?とも思っています。

会社の立場からするとあまりにも「コスパが悪い」のです。
また、リストラは金銭的な要因だけではない気がします。
20歳代、30歳代の社員のモチベーションにも影響しています。

「年だから新しいことが取り入れられない。」
「俺は無理だから、若手が頑張れ。」

など、残念ながらリストラ対象になる社員は、何に対しても諦めがちな印象です。

こういう大人(45歳以上)を見ると、
「俺より給料もらっているのに何で仕事しないのか?」
「この人達の給料を稼ぐために働いているのか・・・」
と感じてしまうことも正直あります。

製薬業界は過渡期で、環境は目まぐるしく変化しています。
そのためデジタルツールやシステムが次々に導入されています。
そういった難しい環境にあるのは理解しますが、それでも変化には対応しないと会社から必要とされなくなってしまいます。

いずれは「年功序列」が無くなると思いますが、まだ暫くその文化は残りそうですね。

1日の拘束時間が長い

MRは医師に自社医薬品の情報を提供するのがメインの仕事です。
そのため自ずと、働き方は医師に依存してしまう側面もあります。

色々なブラック業界があると思いますが、間違いなく医師は超絶ブラックな職業です。

私達が安心して医療にアクセス出来ているのは、間違いなく医師が現場で奮闘しているからです。

その多忙な医師に情報提供の時間をもらえるのであれば、MRは朝早くから夜遅くまで待ちますし、駆けつけます。
アポイントを取得しても、急患の対応などで2時間以上待たされることもあります。
それでも医師はMRに会ってくれます。(そうでない医師もいますが)
なので、不満というよりは、MRとして働くうえでは仕方がない側面と理解しています。

これからは、医師、MRともに働き方改革によって徐々に働き方が見直されていくと思います。
ただその浸透には、恐らく時間がかかるのではないかと感じています。
拘束時間が解消されるまで、もう少し時間がかかりそうです。

MRはオワコンーMR不要論についてー

現役MRであれば間違いなく気にしているのが「MR不要論」です。
私ももれなく気にしています。笑

製薬業界のニュースをまとめているサイト「Answers News」に
「MR 減少止まらず―4年で3300人減 17年度は6万2000人に」という記事が掲載されていました。
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/14545/

このようにMRの人数は2013年度をピークに毎年減少しています。
ここ4年間で3319人の減少です。
この減少の流れは、しばらくの間続くと思われます。

「MRはオワコン」か?と聞かれたら、
「間違いなくMRの数は今よりも減りますが、MRという職業が無くなるとは思っていません。」
(個人的意見)と回答します。

また、仮にMRという職業が無くなってしまっても、会社を動かすには人が必ず必要です。

将来的にMRが不要になったとしても、会社として必要な人材になることが大切だと感じています。

MR不要論については別の記事で意見を書きたいと思っています。
そこで詳しく解説します!

最後に・・・

今日はMRのネガティブな側面について、現役MRの立場から意見を書いてみました。

マイナスのことばかり書いたので、勘違いされそうですが、MRという職業に魅力はたくさんあります!
過去に記事にしているので、MRの良いところについてはそちらの記事を参考にしてくれたら嬉しいです。

それでは、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少しでも参考になれば嬉しいです。

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