MRの仕事(基礎・学生向け)

【学生向け】MRのメリット・デメリット

こんにちは!ゆうです!
今回はMRのメリットとデメリットについて書いていこうと思います。
捉え方は人それぞれなので、あくまで個人的な見解として参考にしてください。

最初に述べておきますが、私はMRとして社会人をスタートさせたわけですが、
結果的にはすごく良かったと感じています。
よかったと思えているから、現在も続けています。

これからMRを目指す学生さんの参考になればと思います。

それでは書いていきます!

MRのメリット・やっててよかったこと

まずはMRをしていてのメリットを挙げていきます。

・金銭的に余裕がある(給料水準が他業種と比べて高い)
・長期休暇が多い(長期連休を取りやすい)
・色々なスキルが身につく(アウトプット、礼儀作法など)
・合コンで少しモテる

挙げだすとキリがないので、特に!ってことを挙げてみました。
ひとつずつ簡単に説明していきます。

金銭的に余裕がある(給料水準が他業種と比べて高い)
これは過去のこちらの記事に詳細は解説しています。
やっぱりお金は大事です。
お金があると生活や心にゆとりができ、プライベートと仕事の充実感が増すのではないでしょうか。
MRは給料水準が高い傾向にあるため、趣味や好きなことにお金を回すこともできると思います。

長期休暇が多い(長期連休を取りやすい)
基本的にMRはカレンダーどおりの休みをもらえます。
土日祝以外でも、有給休暇を使って長期連休をとりやすい環境にあります。(会社によるかも。。)
最近は有給休暇の消化率を気にしているメーカーも多いようです。
知り合いのMRでも安い時期に、長期休暇をとり海外旅行へ行ったりしている人もいます。

色々なスキルが身につく(アウトプットから礼儀作法まで様々)
これはMRだから!というものではないと思いますが、私はこの部分がとても大きいメリットと感じています。
会社からの研修体制がとても手厚いと思います。
私は入社前、プレゼンすることをとても苦手にしていました。(いや、今でも得意ではない)
そんな私でも今では、何人も医師がいる医局説明会等で普通にプレゼンすることが出来ています。
それは私がひとりで努力したからではなく、会社がスキルアップのため研修を組んでくれたからです。
プレゼンに限らず、色々なスキルや思考法(ロジカルシンキングなど)を研修してくれます。
実費で受けたらいくらかかってるかわかりません。
それらの研修は会社のためだけでなく、自分個人のスキルとして定着します。
たとえ転職したとしても、使えるスキルを学べていると個人的には思っています。

合コンで少しモテる
少しだけね。。。(笑)(商社マンには大敗します)

MRのデメリット・不安・不満

次にデメリットや不安について書いていきます。

・1日の拘束時間が比較的長い
・年功序列の意識が強い
・製薬業界の将来への不安(MR不要論)

当然メリットだけでなくデメリットや不満、不安もあります。
ひとつずつ簡単に説明します。

1日の拘束時間が比較的長い
過去の記事でもMRのスケジュールについて解説しましたが、基本的に1日の拘束時間は12時間ぐらいあります。
9時〜17時の定時勤務をしたい人には向きません(私はそのタイプでないので続いています)。
朝早く夜遅いという典型的なサラリーマンな印象ですね。

ただ一方で最近は働き方改革などで、各社MRの働き方について見直しがされようとしてきています。
まだまだ駆け出しの会社が多いので、浸透と定着するまで時間がかかる印象ですね。

年功序列の意識が強い
これは内資系の会社が特に強い印象があります。
どの業界でもそうだと思いますが、40歳以上で対して成果を挙げていない人でもいい給料をもらっている人がいます。というかそういう人が多いです。
もちろん優秀な方も大勢いますが、客観的にみて20歳代、30歳代のほうが能力も高く優秀な人が多く生産性も高いです。
なのに給料は年齢に比例しています。
20歳代でいくら優秀でも能力のない40歳代に給料は負けます。
これは悲しい事実ですし、日本の社会の問題点をまじまじと体感します。

製薬業界の将来への不安(MR不要論)
いくつか不安な要因があります。

① 高齢化社会に伴い日本の社会保障費が増大している
② 新薬が出ない
③ MR不要論

主にこの3点です。
国は社会保障費の抑制のため、後発品(ジェネリック医薬品)の処方を強力に推進しています。
つい5年までまでは、後発品使用率は30%程度でしたが、現在は約80%とかなり後発品の使用が進んでいます。
その結果、新薬をつくることの出来ないメーカーはとても苦しくなっています。
製薬メーカーとして存続するには、新薬を出し続けるしかない状況です。

また、MR不要論はいつの時代も言われているそうですが、今もその議論はあると思います。
インターネットが発達し、これからAIや5G時代が来ると、情報は医師自ら簡単に引き出せるようになります。
ある雑誌のアンケートで、MRによる情報提供は処方に影響しないと回答している医師が5割以上とされていることがありました。
MRが0人になることは無いと思いますが、数は今後減少していくのではないかと思います。(現在6万人ぐらいMRはいます)

まとめ

今日はMRのメリットとデメリットについて個人的意見を書いてみました。
冒頭でも書きましたが、私はMRという職業に就けて本当に良かったと思っています。
MRはやりがいがあるし、MRになってたくさん成長できました。

デメリットのパートでMRがオワコンになるのではないかの如く書きましたが、
MRがいなくなることはまず無いと考えていいと思います!(安心して)
いなくなるのは、給料が高いのに成果を出せないオジサンMRです。

大切なことは自己学習を続けて、年齢がいくつになっても成長し続ける人材になることだと思います。

以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました!


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