【学生向け】MRってなに？MRの仕事をざっくり解説

こんにちは！ゆうです。
この記事では製薬会社の営業「MR」の仕事内容についてざっくり説明します。
これからMRを目指す学生さん向けの内容です。
「MRってどんな仕事なの？」
「MRに向いている人は？」
など、基本的な情報についてお知らせします。

経験者や既に業界研究が済んでいる方にはつまらない内容かもしれません。
それでは解説していきます。

MRってなに？

上記はMRの定義です。ざっくりしていて分かりづらいですよね。
解説していきます。

情報の提供
自社医薬品に関する情報を医療従事者に提供します。
ここで言う医療従事者は主に「医師」と「薬剤師」です。必要であれば看護師や医療事務の方にも情報をお伝えしますが、あくまでメインは「医師」と「薬剤師」です。
自社医薬品の有効性について情報を提供　⇒　「高血圧薬〇〇は投与1周間で血圧を△△mmHg低下させます。」
みないなイメージですね。

情報の収集
自社医薬品に関する情報を医療従事者（医師、薬剤師）から収集します。
医薬品は有効性と裏返しに副作用が起こるリスクがあります。
特に発売から間もない新薬については、予想されていない副作用が出る恐れがあり、
副作用情報を収集することは非常に重要な仕事です。
自社医薬品を処方いただいている医者や薬剤師を定期的に訪問し、副作用情報の収集をします。

情報の伝達
ここのパートは非常にややこしいので簡単に説明します。
製薬企業は自社医薬品に好ましくない副作用が発生した際、場合によっては、国（厚生労働省）へ報告しなければなりません。
MRは医療従事者を訪問した際、副作用情報を入手した場合は、社内の安全管理部へ報告する義務があります。
社内の安全管理部へ集積された副作用情報は、国（厚生労働省）へ報告されます。
MRは医療従事者と国（厚生労働省）の情報の橋渡しをしている（伝達）イメージで大丈夫です。

以上がMRの定義についての解説です。

一言でMRの仕事をまとめると、「MRは情報を取り扱う仕事」です。

実際のMRは？

前項でMRは情報を取り扱う仕事であるとご説明しました。
では実際の仕事はどうでしょうか？

MRが情報を取り扱う仕事であることは間違いありません。
しかしMRの仕事として大事なことは、情報提供活動を通じて、

「自社医薬品を売る」

ということです。

MRは医療関係者との面談を繰り返し、いかにして自社医薬品を対象の患者さんへ処方してもらうかがとても重要な仕事です。
ぶっちゃけると、製薬企業から見ると売らないMRは存在価値がほとんどないと考えても良いのではないでしょうか。

ただ単に自社医薬品の情報提供・収集・提供活動をしているだけでは、残念ながらMRとして会社に認めてもらえることは難しいでしょう。
情報提供活動を通じて、「売上を上げるか」が重要な仕事です。

ということでMRの仕事（役割）は　「MR＝製薬会社の営業」です。

MRに向いている人は？

では、MRに向いている人はどのような人でしょうか？

一般的に外交的で、人と話すことが好きな人はMRが向いていると言われています。
もちろん私もそう思います。
しかし向いていない人がMRになれない、成功しないと私は思いません。
大切なことは自分がMRになりたいと思っていたら、そのためのスキルを身につけるために努力できるか？が重要だと思います。（どの職業でも同じですね！）

なので、「私は内向きだから・・・」とMRを諦める必要は全くないと思いますよ！

参考までに私が感じるMRとして向いている人を２つだけ示します。
（あくまで主観的なので、参考程度にしてください・・・）

• 常に勉強ができる人　（もしくはその習慣を身につけるため努力できる人）
• 自己管理能力がある人　（もしくはその能力を身につけるために努力できる人）

ということでまとめると、
「MRに向いていない人はいない」「努力が大切」ということになります。

まとめ

まとめます！

今日はMRの仕事について簡単に解説しました。
次回以降は「１日のスケジュール」や「給料」などについて解説していきます。

参考になれば幸いです。
わからないことがあればコメントお待ちしてます！！